人間という器の孤狐舞蘭は森の生活に順応するにあたって
壮絶な苦労をせざるを得なかった。
だが実際は赤毛狐の夜童と常に遊び感覚で身に染み込ませていったので
自身はそこまで苦労したとの自覚はなかった。
学習、吸収能力は抜群
狩りも夜童と阿吽の呼吸で難なくこなすようになっていった。
朽ち果てた社の下で数え切れない夜を越えた。
「朽ち果てた」という概念さえもこの森には存在しない人間の定規だろう。
孤狐舞蘭と夜童にとってはただ安心して眠れる場所。
それ以上秤るもの、飾るものなどない。
以心伝心、森の中を駆け抜けては追いかけっこ鬼ごっこ。
憂鎖蛇杜の『プレゼント・タイム』を生きる夕暮れ夜明け。
そして揺らぐことのない天秤の重き絆を築いていった。
あの日の延々と響いていた泣き声のエコーは
はたまた狐の変化の術によって
もうすっかり笑い声になっている。
👺チャプターソング:孤狐舞蘭&夜童🍁
👺イヤホン・ヘッドホンをお薦めします🍁
Guitar & Beats / Jody
Lyric, Bass & Vocal / Minato Tojno
はじめまして! Jyu Ryoku Child の歌詞、ベース、ボーカル担当の とおの みなと です。
”Ninja”に憧れて隠されたHidden? じゃなくて秘伝を追い求めていく中で得たこと、気づいたことを歌詞、音楽、ダンスで表現しようと Hatena Blog に参加しました。
歌詞は物語になっています。
全く異なる環境下で生まれ育つそれぞれのキャラクターの視点でストーリーが繰り広げられていきます。
そして時間、空間を超えた一つの巨大な革命イベントによって・・・
Hatena Blogでは歌詞のストーリーをブレイクダウンして週に1〜2回くらいのペースで少しずつアップしていきます。
まだまだわからないことだらけです。頑張って1つ1つ学んでいきます!